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リム割れに注意 修理・対策

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自転車の車輪(ホイール)って、実は消耗品なのって知っていましたか?🙄

正確には「リム」っていう外側の枠の部分なんですが

(それ言うと総じて「ハブ」も「スポーク」もですが…今回は置いといて)

自転車のリムは、走行中にブレーキをかけるたびにブレーキシューが押し当てられて、ほんの少しづつ削れていきます

塵も積もれば山となるではないですが…最終的には削れて薄くなってしまうと…

リムが割れてしまいます(道連れにタイヤとチューブも一緒にバーストする場合もあります)😓

こういう感じにパックリと割れてしまいます↓

長年乗っている自転車 長い間ブレーキに耐えてきたのですが

摩耗限界で薄くなり、タイヤに空気を入れた瞬間にリムが耐えられなくなり…

「パーン!」って感じに割れます…いつかは来てしまう寿命ですね😅

とはいえ、いきなりこうなってしまうと困るので

今回は、事前に分かる症状や対策にどう修理するのかなどをお伝えしてみたいとおもいます😁

事前に分かること

一般的には、タイヤ・チューブ交換時のホイール確認で修理スタッフから

「リムが摩耗限界で薄くなってきているので、そろそろリムの交換が必要な時期ですね」

などの警告をもらえれば事前に認識できて御の字なんですが

それですと、修理の時だけになってしまうのと…

場合によっては、お店側の「タイヤ・チューブ交換なので、そこまでの確認はしておりません」などの

「???」🤔な状況も想像できますので 今回はなし…

※交換が必要かびみょ~な時もありますので、ケースバイケースな部分もあります💦

自分でもわかるor対策や注意することをお伝えします

ブレーキシューが原因でリムの寿命が縮む

ブレーキ面の溝が無くなって下地のみのブレーキシュー↑

このブレーキシューは使用限界を超えている状態のブレーキシューになります

こういうブレーキシューでのブレーキングには注意が必要です

本来ブレーキとして当たらない部分でのブレーキになるので

リムへのダメージも相当なものになります 😥ゴリゴリ削れるyo

中には、これをさらに超えて裏地の鉄面でブレーキをしている人なんかもいますので…

安全にも関わってきますので、ブレーキはブレーキシューの使用範疇までの使用を

強くオススメします。

定期的なリムの清掃 ブレーキシューの清掃

リムとブレーキシューに不純物がついているとリムの摩耗を早めてしまう

リムに砂利などの不純物が付着している 汚れを放置していると

ブレーキをかけた際に砂利なども一緒にブレーキをかけてしまい

研磨剤のようにリムを削ってしまいます…

ブレーキシューのほうも同様で

砂利などの不純物がブレーキシューのゴムの中に入ってしまい

ブレーキをかけた際に研磨剤になります

ブレーキシューのほうが厄介で

砂利などだけではなく、削れて細かくなったリムの破片も付着してしまう場合があります

リムの金属破片は攻撃性が強く リムの一部分だけを大きく削る場合などもあります

定期的にリム・ブレーキシューの表面の確認と清掃が必要になります

場合によっては、やすりや砥石などを使ってブレーキ面を整える場合もあります

摩耗具合が分かるインジケーターがある

リムの側面には、そのリムの摩耗具合が分かる「インジケーター」があります

黒いラインの溝が彫られています↑

「全周に溝が彫られている」

「一か所だけに穴が空いている」

などのインジケーターがあり、そのリムの寿命をお知らせする機能になっていて

インジケーターの溝や穴が使用していく内に削れて浅くなっていきます

最終的に見えなくなってきたら、それは交換時期のお知らせになっていますので

速やかに交換をしてください。

その他ですと、指でなぞってみてUの字のように湾曲している場合なども交換時期です

シティサイクルなどでは後輪はハブブレーキになっていてリムは削れていないでしょうから

後輪と前輪を触り比べてみて、判断をしてみてください🙁

ブレーキをかけた時に違和感のある感触がある

ブレーキをかけたときに違和感のある感触がある場合は注意が必要です

ブレーキレバーをかける手に「ボコッ」とした振動や感触が伝わる場合があります

これは上記のリムが割れる一歩手前の状況になっている場合があります

割れはしていませんが、リムが横に膨らんでしまっている

空気の圧力にリムが耐えられなくなってしまって横に膨張している状況です

ようは、爆発一歩手前の感じです😨

速やかに交換してください。

他には、色々な衝撃によるリムの変形などでも起こる場合もあるので

確認が必要です😉

空気不足によるリムへのダメージ(スポークにも)

これは補足のような感じですが

空気が不足している状態でもリム(スポーク)にダメージは入ります

タイヤの空気が満たされている状態であれば乗車時の衝撃はタイヤが吸収してくれますが

不足している状態であると、リムおよびスポークにその衝撃は伝達されます

段差を超える時に空気が不足していると「スネークバイト」なる

タイヤが瞬間的につぶれきってしまうパンクの仕方をしますが

そのような衝撃は確実にリムとスポークにも悪影響を及ぼします

リムの一部分の変形や振れの増加、スポークの折れなどを引き起こすので

空気を入れて備えておくのが賢明だと思います。

上記のようにリムが割れてしまったら、車輪組みの修理になりますね

写真のように新しいリムとスポークを手に入れて車輪を組んできます

スポークもニップル部分が錆びてたり、経年劣化でスポークが曲がっていたりするので基本交換になります

物さえあってお早めの依頼であれば、その日のうちに完了させてお渡しできるようにしています😊

お店によっては、車輪組みはせずに完組ホイールのみで交換のお店もあったりしますが

傾向として、基本的に完組ホイールの方が高額になるので

ウチのお店では、なるべくならリム交換の車輪組みで対応したいと思っております

また、基本的によく使うようなサイズのリム・スポークはすぐに対応できるように在庫で持っていますので

保育園の送り迎えやお買い物などで、なるべく困らないように修理させていただきます🤗

また、自転車のサイズや物によっては取り寄せでもリム、スポークが手に入らない場合もあったりしますので

詳しくは、ご相談ください😉

ご来店お待ちしております!

最寄り駅:祖師ヶ谷大蔵駅 北口 徒歩3分

祖師谷の自転車屋さん

自転車修理、おまかせください!😆

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