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電動自転車の購入とバッテリー知識

目次

春になり、新生活の移動手段にお子さんの送り迎えにと電動自転車が気になる時期になってきたと思います

今回はどこの電動自転車を購入すればいいのかということをお話していきます

まぁ、多分に皆さんもお分かりだとは思いますので軽く見てみてくださいw

バッテリーに関しても、詳しく書いてみたので参考にしてみて下さい

はい、タイトル通りですね

国内3大メーカー【Panasonic】【BRIDGESTONE】【YAMAHA

電動自転車の購入をするなら、この国内の3大メーカーを購入するのが一番いいと思います

通常の自転車とは違い、電動部分の故障になりますと販売メーカーからの電気部品の供給が不可欠になり

国内3大メーカーですと、そこの部分へのサポート体制もしっかりしており

お店の専用webからの閲覧で電動自転車の分解図を参照できますので

故障部分に対してピンポイントに修理に取り掛かることができます

ようは、小さなパーツであっても分解図から探し出せて購入でき修理をすることができるということで

しっかりと修理体制ができているので長く乗り続けることができるということになります

また、3大メーカーの特徴を簡単に説明すると(当店はYAMAHAは販売しておりません

Panasonic

電動自転車のモデルが多く、豊富な種類の中からご自身のニーズにあったものを選択できます

また、他のメーカーに比べてお値段が少々お安いのも嬉しい

ドライブユニットは2軸モーター 業界最軽量の「カルパワーユニット」なるもので

ユニット本体2.8kgで全体的な車両の軽量化に一躍買っており

24インチのショッピングモデル電動自転車で19.8kgの物まで販売しております

また、アシストも力強く、坂道途中などのこぎ出しにも強いとの定評があり

低速域から中速域へのスピードの伸びもより向上されたようです

カギを探さずにすむ電子キーの「ラクイック」という機能がついてる物もあり

こちらは電子キーを持っていれば通信範囲内で電源ボタンを押すと自動解錠してくれるという

忙しい中でカギを探すことがなくなる便利機能になります

さらに、他メーカーに比べてバッテリー容量が大きく大容量なのも嬉しい所で

バッテリー容量が多くなれば充電回数にも影響しますので、充電回数が減れば長持ちに繋がります

バッテリーの保証も他メーカーに比べ1年多い「3年」になります

他メーカーよりも手厚く、電気部品が得意な家電メーカーならではと言えるでしょう

2軸モーター 業界最軽量「カルパワーユニット」

BRIDGESTONE

ブリヂストンの目玉は「デュアルドライブ」という前輪ハブにモーターが装着されていて

前輪はモーターで後輪は人のこぐ力でと両輪に対して推進力が発生するブリヂストン独自の機構になっております

アシストの傾向としては、前輪モーターで前に引っ張られるような滑らかで力強いアシスト力が魅力になります

また「デュアルドライブ」の機能としては「自動充電」があり

「走行中にペダルを止める」「左ブレーキをかける」動作で自動で走りながらに充電してくれる機能になっていて

走行距離の増加・充電回数の削減につながる良機能になっています

さらに「左ブレーキをかける」動作では「モーターブレーキ」が発生する機能もあり

こちらの機能は左ブレーキをかけた時に充電とともにモーターが追加の制動力を発揮してくれる機能になります

これによって下り坂などでのブレーキングも「モータブレーキ」によって安全にご使用できると思います

また、デュアルドライブの電動自転車は「ベルトドライブ」というチェーンを使用しないのも特徴で

「カーボンベルト」を使用し、サビない・外れない・チェーンよりも5倍の耐久性があると言われ

ドライブトレインに関しては完全メンテナンスフリーとまでは言いませんが安心感があると思います

※ティービーワンe・ラクットワゴンは「ベルトドライブ」は採用されておりません

(自動充電)(モーターブレーキ)搭載の「デュアルドライブ」モーター

YAMAHA

こちら、契約店ではないので深くは記入できませんが

「トリプルセンサー」搭載(トルクセンサー)(スピードセンサー)(クランク回転センサー)による

乗る人のための最適なアシスト制御と「スマートパワーモード」による道路状況に応じた自動での

アシストパワーコントロールをしてくれる機能が魅力のメーカーだと思います

他には、前チャイルドシートの「コクーンルームプラス」が独自のものになっていて

包み込む繭の形状で外部との接触に強く、乗せ降ろしも楽になるように設計されていたり

新採用のバッテリーが小型・軽量になって持ち運びしやすい形状であったり

「スマートクロックスイッチ」というコンパクトで時間表示にバッテリー残量に応じた

充電お知らせ機能のあるものが優秀に思います

…と、各メーカー優秀な特徴があり

これら3メーカーを選んでおけば失敗することはないと思います

とまぁ、上記のことで各メーカー特徴などは知ってもらえたと思いますが

なんといっても電動自転車ですから、結局はバッテリーありきなもの

バッテリーが購入選択の重要な部分を踏まえているのは当然なものですので

バッテリーを元に考えたご購入の参考や購入後のバッテリーの注意点などをお伝えしてみたいと思います

1週間に1回の充電で使用できる容量がベスト

電動自転車のバッテリーもスマホのバッテリーと一緒で充電していくごとに最大使用容量が減少していきます

ですので、ご自身の毎日の使用距離などを参考に1週間に1回くらいの充電で済ませられるくらいの容量のバッテリーを使用されている車種を最初に選択するのが良いと思います

また逆に、お安いからとご自身の使用距離に合わないバッテリー容量のものをご購入するとバッテリーの交換が早くなってしまう要因にもなりますのでご注意ください

バッテリーは700~900回ほどの充電で購入時の半分ほどの容量になることがメーカーから言われていて

計算上は1週間に1回の充電であれば、かなりの期間使用できるように思います…が

使用している内にも徐々に最大容量が減っていき、自ずと充電回数は増えていきます

多くは長期使用の途中から1週間に1回の充電では足りなくなっていってしまうと思います

正しい充電サイクルでの使用でも、一般的にはバッテリーの寿命は4、5年くらいになると言われています

そこで、そもそも容量の合わないバッテリーを使用していると不適切に充電回数が増えていき

結果として、想定よりバッテリーの使用期間が短くなってしまうということです

ですので、正しい充電の仕方と自分にあった容量の選択をしたバッテリーがとても重要になります

また、それを踏まえるのであれば容量は少しでも余裕のあるものを購入するのがいいのかもしれません

ですが、バッテリー容量が増えると値段が上がりバッテリー自体の重量も増加しますので

やはり、ご自身の使用方法や価格のバランスなどしっかり考慮してからご購入したほうがいいと思います

正しい充電のやり方

バッテリーを長持ちさせるためには充電回数が大切だというのは上記で分かったと思います

であれば、充電のタイミングが大切になるので正しい充電の仕方をお伝えします

バッテリーの充電のタイミングというのは、残量表記が20%ほどになったときに充電するのがいいと思います

それくらいの残量での充電サイクルであればバッテリーを最大まで寿命を延ばしてご使用できると思います

また、残量がある状態(50%ほど)での充電は、充電回数の不適切な増加につながり早い段階でのバッテリーの交換になってしまうようなバッテリーを痛ませる要因になりますのでご注意ください

さらに、残量50%やそれ以上で充電しなければいけないような使用サイクルが頻繁であれば

それはバッテリー容量の選択が間違っている可能性があるorバッテリー自体の寿命のサインになるので

自転車屋までご相談にご来店ください

バッテリーのスリープ 過放電の注意

バッテリー全般にいえることなんでしょうが

電動自転車のバッテリーは上記のように「20%」ほどでの充電を推奨していますが

逆に「0%」近くまでにしてしまうのも問題があります

バッテリーは使用せずとも少しずつ放電をして残量を減らしていく性質があり

残量が20%ほどであれば問題はないのですが…

残量0%近くからですと、そこからさらに電力を消費させようとする

「過放電」という現象が起きようとします

もう消費できない状態から、さらに消費させようとする動きになるので

この現象はバッテリーの劣化を進める要因になります、注意が必要です

また、この「過放電」をさせまいとバッテリー自身が動いて働く

「保護回路」(スリープ機能)なるものもあり

普通に使用している状態では、起きない機能になりますが

使用しない電動自転車を放置していると、思わぬうちに過放電までいっていることも…

(残量少ない状態での放置→自然放電→残量0%→過放電)

そのような状態を防ぐためにバッテリー残量が一定以下の状態で一定期間使用されない状態を検知する

「保護回路」(スリープ機能)があります

上記の状態を検知するとバッテリーを冬眠(スリープ)させて、それ以上の放電(過放電)を防ぐ機能で

バッテリーの劣化を未然に防いでくれる良い機能です

また、スリープ機能が発生した後にご使用するときには、バッテリーは眠ってしまっているので

自転車側からのスイッチも反応せず、バッテリーの残量確認ボタンも反応しませんので

慌てずにに充電機にセットしてみてください

そうすると「お、仕事か!起きるぞ!」みたいな感じで再起動しますので

起動確認できましたら、自転車に戻してご使用ください

バッテリーは暑さ・寒さに弱いです …満充電もダメ?

電動自転車のバッテリーに限った話ではないとは思いますが

リチウムイオンバッテリーは、人間のように暑いのと寒いのは苦手です

暑さ・寒さの環境ではバッテリーの「保護機能」「パワーセーブ」が働く場合があります

規定以上にバッテリー温度が変化してしまうと、バッテリーが劣化してしまうため

未然に防ごうと働く機能になります(故障ではありません

具体的には…

アシスト力が弱くなったり、走行距離が少し短くなったりすることがあるかもしれません

ですが、バッテリーの温度次第のことなので

乗る前に室内15~25°のお部屋にいれておき常温に戻して、乗り出す時にセットする方法や

乗り出す時に軽いギアに入れて数分乗ってバッテリーを温めて乗っていく方法などで

この症状は改善されて起こることはないと思います

ですが、この症状はバッテリーが劣化に伴って すでに弱っていると発生する場合もあり

併せて、「保護回路」(スリープ機能)も起こる場合があります

上記の方法をためして頻繁に症状が出て改善されないようなら、バッテリーの交換が必要になると思います

また、バッテリーの温度でいうと高温の環境でバッテリーの満充電の状態は実はよくありません

「過放電」もまずいですが、逆に環境次第では「満充電」もまずいようでバッテリーの劣化に繋がります

夏の高温の環境などでは、充電が完了したら少し乗るなどをして残量を減らしておいてからの駐輪のほうが

よりバッテリーの劣化を防ぐのにいいと思います(少し面倒ではありますが

これらを踏まえて、Google Mapなどを使用して毎日の使用距離を把握して最適なバッテリーAhを決めて

購入する電動自転車を決めてみたり

充電の仕方を少しだけ気を付けて最大までバッテリーの寿命を延ばすように使用できるようにする

など、参考にしてみて下さい

以上のことから

通常の自転車よりも使用する上で知っておいたほうがいいことというのは

電動自転車の場合、案外多いと思います

購入後の修理のことや仕様の説明に使い方や上記のような知っておくと良い豆知識など

以前のブログにも書いてて耳タコかもしれませんが

相談を受けて、しっかりと説明してくれるお店でのご購入をオススメします

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