MENU

内装3段ギアの故障 ユニット交換 車輪の違和感は修理しましょう

目次

今回はお客様の自転車の修理事例です

修理依頼車は、シティーサイクルでステンレスホイールの後輪

症状としては

・リムが変形してしまっていて、回すとリムがチェーンステーに干渉して車輪が回りづらい

・数本のニップルの破断

・内装3段の内部ユニットが回してもラチェットの音がしない状態で動きがかなり渋い

などなどの症状が出ていました

ニップル破断に伴って、リムの振れが出ています↓

車輪を外して確認したところ、リムはポテチ(大きくリムが振れてしまっている状態)になっているので

バラしてリム交換の車輪組みの修理が必要になってきます

それに伴って、内装3段のユニットの修理もしていきます😉

内装3段の内部ユニット状況を確認していきます

↑小ギアも外れています

(分かりやすくするためつけています)

故障の状況としましては…

内装3段の内部ユニットを大まかに分けて

ギア枠ユニット・リングギアユニット・駆動体ユニットにして

今回は駆動体ユニットの故障のようです

駆動体ユニットのラチェットの爪起こしバネリングの曲がりとラチェット歯の欠損が

発生していました(写真だと分かりづらいと思いますが😅)

バネリングとラチェット歯、単体の販売はSHIMANOさんでもありませんので

理屈としては駆動体ユニット交換になるんですが

基本的に内部ユニット各部の故障には、内部ユニット一式での交換をしております

故障箇所が内部ユニットのボールリテーナーや玉押しなどの交換で修理できる場合には

リテーナー・玉押しの交換で修理して内部ユニットの交換までは当然しませんのでご安心を😊

(ウチのお店では、ボールリテーナー・玉押しともに持っているように心がけています👍)

で…話を戻しまして

内部ユニット一式での交換はというと

各部の故障は分かるのですが、各部の個別での摩耗具合やヘタり具合などは

正味、判断の難しい所と思っています😅

今回の自転車もそうですが、長年使用されている自転車ですので各部のパーツの摩耗もしていることでしょう

今回の箇所を交換して…しばらくしてから今度は別の箇所のユニットが壊れましたでは

作業工賃とその後の結果からみても、修理としてはお話にならないので

内部ユニット一式での交換で修理させてもらっています

交換が必要な箇所の確認も終わりましたので

あとは、サクサクと作業をしていきます😄

まずは、おっと!

前述の内装3段の内部ユニットだけでなく、ハブシェル内部のラチェット受けの状態も確認しておきましょう

ハブシェルのみ販売はSHIMANOさんもしていないので

根本のここが故障してしまっていると、ハブ本体での交換になってしまいます😥

今回は、大丈夫そうですね😊

今回の修理作業は

スポーク・ニップルともに新しくして組み直し

内部ユニット一式とハブ側の防水キャップや玉受け・リテーナーの交換をします👍

まずは、スポークをカットしまして

内装3段の内部ユニットの交換をしていきます

新しい内部ユニットです(ピカピカです😎)

これを、ハブに組み付けて ハブ側の防水キャップにリテーナー・玉受けなども交換して

あとは、いつもどおりの車輪組みをしましたら

新しいホイールの完成です✨

(ザックリな感じですねw 作業風景の写真の方はあまり撮っていませんでした😨)

これで、ご依頼主様も また長く愛車に乗ることができることと思います

今回のような修理事例で見てもらうと

車輪の回転動作の異常車輪から異音がする・漕いでいて重い

スポーク、ニップルが破断や曲がっている状態になっている

変速機能が使用できない・変速しても変な感じがする

などなど

違和感がありましたら、なるべくお早めにご相談していただくと良いと思います

放っておいてもいいことはなく、逆に手遅れになる場合などもありますので

是非、お気軽にご相談ください

ご来店お待ちしております😉

最寄り駅:祖師ヶ谷大蔵駅 北口 徒歩3分

祖師谷の自転車屋さん

自転車修理、おまかせください!😆

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次